夏祭り

2006年8月2日 日記
君がいた夏は遠い夢の中
空に消えてった打ち上げ花火

昨日、日記を二度更新しようと思っていたのだが、夏風邪なのか体の具合が芳しくなく夕食後いつの間にか眠っていた。おかげで睡眠時間が10時間近くという近年まれに見る長さとなってしまったが、それでも頭が回らないのはもやは風邪のせいなのか寝すぎなのかわからなくなってきた。とりあえず日記だけは更新しようとカタカタとキーボードを叩いては見るものの筆は一向に進まない。なんとも無駄な時間をすごしているような気がする。

ところで表題の夏祭りであるが私の住んでいる盛岡では昨日からさんさ踊りが始まった。盛岡市役所からまっすぐに伸びる6車線の県道1号線通称中央通りを全て通行止めにして踊りながら練り歩くその祭りは、会社の目の前を通るために文字通り避けては通れない夏の風物詩となっている。建物の中にいても鳴り響くその太鼓と笛は例え自分が参加するつもりがなくても祭り気分を高揚させてくれる。
余談であるが、会社の中で浴衣を着ている人がいた。残念ながら女性ではない。その物凄く似合っている唐草色の着物をうらやましいと思ったのはここだけの話としたいと思う。明日以降私が会社で着物を着ているのを見かけた場合、指を指して笑っていただければ幸いである。

東北の夏祭りというと仙台の七夕、秋田の竿灯、青森のねぶたなどが有名でありこれらを称して東北三大祭と括られるのだが、これに山形の花笠祭りを加え東北五大祭りを名乗ろうと目論んだ経緯があるらしい。しかしながら他の四つの祭りに比べさんさ踊りはどうしても地味な印象をぬぐえない。地元である事を差し置いても悪い祭りだと思ったことはなく、参加するに楽しく、見るにしても優雅ではあると思うが、しかしながらあえて弱点を挙げるとするならばいかんせん華がない。派手さにかけるのがこの夏の祭りが今一歩有名にならない理由なのではないかと思う。

また、この祭りのことを紹介しようとWikipediaを検索したのだが、明らかにさんさ踊りの項目だけ文字数が少ない。それもそのはず、編集履歴を確認すると今年の6月30日となっている。さんさ踊りは今年で30周年を迎えるというのに、だ。しかも日本語が明らかにおかしい部分がある(直す気がない私が同罪であるのは言うまでもない)。このWikipediaに情報がないというのは知名的に致命的な弱点だと思うがいかがだろうか。

結局私の夏祭りは出店を食べ歩くだけとなる予定だ。

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